妥協点を探すことも必要です
あなたの希望・要望通りに働くことができない場合、妥協点を見つけることも大切です。
労働時間や日数的な問題が一番多いのではないでしょうか?
「妥協点を見つける」とは、あなたの希望に沿う形で、会社側の意見も聞くという事。
全て会社側の意見を聞いてしまっては、あなたの生活が大変な事になってしまいます。
逆に自分の希望ばかりを言ってしまう事がないようにしましょう。
全てがあなたの希望通りにいく会社のほうが少ないと思ってください。
こういった事は、短時間の面接で決めていかなければなりません。
後日・・・、という事は基本的にありませんからね。
その為、面接官と良く話すことが大切になります。
自分の希望や意見を一通り言った上で、会社側の要望を聞き、
面接官と話し合いながら折り合いを付けていきましょう。
また、お互い譲れない要望があると思います。
どうしても無理であれば、断ることも必要ですし、アルバイトを辞退する事も必要です。
無理をして働いても良い結果があるとはあまり思えません。
後悔がないように、短時間ですがしっかり考えて、
「妥協するところはする、どうしても譲れないところは妥協しない」
という考えで面接に挑みましょう。
良くある例を紹介
<例 1>
あなたの希望: 週3日希望
会社側の希望: 週4日以上
上記は良くあるパターンです。
こういった場合はあなたの生活スタイルにあわせて考えていきましょう。
学生であれば、授業との兼ね合いもありますので、慎重に。
週4日以上で納得すると、5・6日まで含まれてしまいますので、
「週3日が基本で、週4日までであれば大丈夫です」といった答えも良いでしょう。
<例 2>
あなたの希望: 1日5時間、朝10時から希望
会社側の希望: 1日8時間、朝9時から
時間のパターンも良くあります。
会社側としては、一人の人に長く働いてもらったほうが効率が良いのです。
一日の労働時間の希望が異なってしまった場合は、
上記と同じように生活スタイルを十分考えましょう。
また、労働開始時間も同様ですが、
こちらの場合は積極的に会社側の意見を聞き入れたほうが良いと思います。
この場合は、1時間の誤差ですので、無理がなければ受け入れ、
その代り1日5時間でお願いしてみるのも良いと思います。
<例 3>
あなたの希望: 時給850円以上を希望
会社側の希望: 研修期間は830円、それ以降は850円以上
時給はアルバイトをする上でとっても重要なポイント。
良くあるのが研修期間(試用期間)は時給が少し下がる事。
会社側としては、長く続けられそうか?、やる気があるか?、適性は?、など、
様々な事を研修期間(試用期間)中に見極めることもあるでしょう。
要は、仕事が一通りできるまで、他の人と同じ時給は出せないという事。
この場合は、受け入れるほうが良いでしょう。
まだ何もできないのですから、お金よりもまずは仕事を覚えることが大切だと思います。
その他、その後の昇給についてなどを詳しく聞くことで、
どうするか決めても良いと思います。
<例 4>
あなたの希望: 交通費の支給を希望
会社側の希望: 交通費は出さない
交通費に関しては、高額になってしまう場合を除き、妥協をしても良いと思います。
この場合、会社側は人件費の節約か、他の部分でフォローする場合があります。
他の部分でのフォローとは、時給や日給、昇給、ボーナス、従業員特典などです。
また、長く働いてくれたら交通費を出すところもあるでしょう。
これは、会社側の方針ですので、あなたは何も言えませんが、
今後も交通費の支給はないのかを確認する事はしても良いと思います。
総合的にみて、交通費が支給されなくてもOKだと思えば、
そこは割り切って考えていきましょう。
あなたの希望を基本に、会社側の要望も聞き入れることが大切。
自分の生活スタイルをよく考えて、無理のない範囲で受け入れていきましょう。